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1981年、カナダのde Boldによって発見された心房由来ナトリウム利尿ペプチド。2年前に亡くなった松尾富三郎先生のグループにより、脳からBNPとCNPが単離された。BNPは心不全マーカーとして確立され、心不全診療に欠かせない存在となっている。一方、CNPは軟骨無形成症に利用されている。
最近、ペンシルバニア大学とPharmaIN社の研究では、CNPがガン治療に有用であることが示唆された。CNPは血管の構造や機能を高めることが知られており、ガン組織のCNP発現が低い患者の予後が悪いことが明らかになった。修飾型CNPの投与により、血管構築に必要な物質が増加し、血管内皮の機能が向上。ガン組織の血管機能が改善され、免疫機能も活性化されることが示された。
CNP単独治療でガンの増殖を遅らせる効果があり、他の治療法と組み合わせることでさらなる効果が期待される。副作用はマウス実験では問題視されておらず、将来的にはアジュバント治療として広く使用される可能性がある。膵臓ガンなどの治療において、腫瘍間質を攻撃する重要な手段として期待されている。
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