CD4T細胞もガン免疫の主役に?ドイツの研究チームが示唆(AASJ)

from AASJ

CD8陽性キラーT細胞は、抗原ペプチドとClass I NHC抗原複合体を認識してガン免疫の主役となっている。しかし、ガンによってはClass II MHCを発現することもあり、CD4T細胞もキラー細胞として働く可能性がある。

ドイツ・マグデブルグ大学の研究チームは、Class I抗原とインターフェロンシグナル系をノックアウトされたCD8キラー細胞でも、インターフェロンでも殺せないメラノーマ細胞が、CD4T細胞で殺すことが出来ることを示した。CD4T細胞は炎症を誘導し、またインターフェロンを分泌してガンを殺すことが知られているため、免疫治療を考える際にはCD4T細胞も重要な役割を果たす可能性がある。

実際にCD4T細胞を再評価し直しガン治療に組み込むことの重要性が示された研究である。ただし、実験自体が極めて凝っているため、臨床に移して考えることは難しい。


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