コレラ菌が免疫細胞を殺すバイオフィルム形成のプロセスを解析(AASJ)

from AASJ

コレラ菌は、小腸上皮にとりついて組織に侵入するためにバイオフィルムを形成することが知られている。しかし、スイス・バーゼル大学の研究では、組織に侵入した後のコレラ菌が免疫細胞上でバイオフィルムを形成し、免疫細胞を殺すプロセスを詳しく解析した。

研究では、コレラ菌と様々な免疫細胞を混合して免疫細胞上でバイオフィルム形成が起こるか調べられ、結果として、バイオフィルムが形成されると細胞が死に始め、バイオフィルムが解消してコレラ菌が細胞から離れることが確認された。

また、コレラ菌のバイオフィルム形成に必要な分子のリストも作成され、腸上皮でのバイオフィルム形成とは全く異なるメカニズムが明らかになった。この研究は、バイオフィルムが慢性感染を理解する上での鍵になることを示しており、

慢性感染を引き起こす細菌でも、バイオフィルムから見た生活サイクル解明が重要であることを示している。


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