from AASJ
Gender gap(男女差)がいつ、どのように生じるのかは、社会学だけでなく脳科学の観点からも極めて重要な課題です。特に学業におけるgender gapの原因を探ることは、社会学、行動学、心理学、脳科学といった分野を横断する総合的な研究課題と言えます。
この研究はフランス・パリ=サクレー大学からのもので、フランス全土で実施されている学力テストのデータを解析したものです。算数におけるgender gapが、学校に通い始めることそのものによって生じるという驚くべき結果を示しており、6月11日付のNatureオンライン版に掲載されました。
日本では全国学力テストで男女差はほとんど見られませんが、男性の方が理数系科目を好きと答える割合が高いgender gapが依然として問題視されています。一方、フランスの学力テストでは、小学校入学時から算数におけるgender gapが現れ、社会環境の影響や社会階層によらず、学校に通い始めることでgender gapが形成されることが明らかにされました。
このgender gapは、教師や家族が性別による先入観を無意識のうちに子どもに伝えることが原因であるとされています。例えば、「女の子は算数が苦手」といったステレオタイプが子どもの意欲や自己評価に影響を与えてしまう可能性が指摘されています。興味深いことに、コロナ禍で学校教育が行われなかった年にはgender gapの程度が低かったことから、学校という社会システムがgender gapに与える影響が示唆されています。
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