from NatureAsia
北欧のフェノスカンジアで行われた研究により、1170年間の樹木の年輪データを解析した結果、現在の気候が中世の頃よりもかなり温暖であることが示された。これは、樹木の年輪を解析することが気候変化の評価基準を充実させるために役立つことを示唆している。
中世の気候と現在の気候の関連については議論があり、特に1400年以前の気候モデルと代理指標には不確定要素が残っている。樹木の年輪は気候変化を反映する指標として使用されるが、中世の気候に関してはデータと気候モデルとの食い違いがある。
今回の研究では、フェノスカンジアの過去の気候をより正確に記録するために、ヨーロッパアカマツの木部細胞を測定し、1170年間の年輪データを解析した。その結果、現在の気候が中世よりも温暖であることが判明し、人為的な気候変動がこの地域の気温上昇に重要な役割を果たしていることが示された。
この研究は、地域規模や地球規模の気候モデルや予測の不確実性を減らすために、より長期間の正確な記録を作成することの重要性を提案している。
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