子宮内膜がんと皮膚がんの治療に有望なモノクローナル抗体NP137の効果が報告される(NatureAsia)

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子宮内膜がんと皮膚がんのマウスモデルに治療用モノクローナル抗体NP137を投与すると、腫瘍の増殖と転移が阻害されることが報告されました。一方、ヒト初回投与試験では、NP137を進行子宮内膜がん患者に投与した結果、抗腫瘍効果が見られたことが報告されました。

がんの進行過程で重要な役割を果たす上皮間葉転換を阻害する治療法は、有望ながん治療法とされています。ネトリン-1というタンパク質の発現が増加することで、がんの発生過程に関与している可能性が示唆されており、NP137によってネトリン-1を阻害することで上皮間葉転換が阻害されることが明らかにされました。

さらに、子宮内膜がん患者へのヒト第1相臨床試験では、治療法の安全性が確認され、抗腫瘍効果が見られました。また、マウスモデルでの実験では、NP137を従来の化学療法薬と併用することで、化学療法の効果が改善されることも示されました。

これらの知見から、ネトリン-1を阻害する治療法が治療抵抗性の克服に役立つ可能性が示唆されています。


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