ストーク・スペース社、2億6000万ドルの資金調達を達成(TFN)

from TFN

世界初の100%再利用可能な中型ロケットを開発しているストーク・スペース社は、シリーズCで2億6000万ドルの資金を確保した。この投資により、同社の資金調達総額は2倍以上の4億8000万ドルに達した。

この資金調達ラウンドには、ブレークスルー・エナジー・ベンチャーズ、グレイド・ブルック・キャピタル・パートナーズ、Yコンビネーターなど、新規および既存の投資家が参加した。ストークは新たな資金調達により、フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地にある発射施設14の建設を完了させる予定だ。

アンディ・ラプサとトム・フェルドマンによって2020年に設立されたストーク・スペース社は、超低コストのオンデマンド宇宙輸送の実現に注力している。同社は最近、第1段ゼニス・エンジンの垂直試射に成功し、重要なマイルストーンを達成した。ストークは、再利用可能なロケット技術で宇宙へのアクセスと宇宙からのアクセスに革命を起こすことを目指している。

アンディ・ラプサ最高経営責任者(CEO)は、投資家がストークに示した信頼に感謝の意を表し、新たな投資は宇宙旅行を再定義する技術開発を加速させると述べた。ラプサCEOは、ロケットの上段を迅速かつ確実に再利用することは、宇宙旅行を他の交通手段と同様に身近なものにするための重要なステップであると強調した。


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