from ScienceDaily
チリの欧州南天天文台（ESO）の天文学者たちが、地球から3800光年の距離にあるHD 148937という星系について画期的な発見をした。この星系は、美しい星雲に囲まれた2つの大質量星から構成されており、一方の星はもう一方の星よりもずっと若いように見える。
ESOの超大型望遠鏡干渉計のデータを使った詳細な分析により、研究者たちは、この星はもともと三重星系の一部であり、2つの星が激しく合体して現在のような磁気を帯びた星が誕生したと考えている。この稀な出来事は、大質量星がどのようにして磁場を獲得するのかについての洞察を提供し、天文学における長年の謎を解くものである。
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