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アスワス・ダモダラン教授は、米国株について年後半に失速する可能性を指摘している。彼は、利益予想の改善にもかかわらず、インフレの懸念を表明し、インフレの動向が市場に大きな影響を与えると述べた。
ダモダラン教授は、FRBの短期金利よりも長期金利が重要であり、市場や経済の実勢が長期金利を決定すると強調している。彼は債券市場をインフレの指標とし、3%程度のインフレを予想しているが、高インフレの可能性も排除できないと述べている。
また、市場は不確実性を適切に価格に反映していないと懸念し、FRBの利下げが実現しない場合でも市場が上昇していることに疑問を呈している。彼は、市場が失望する可能性が高く、下方リスクが上昇リスクよりも大きいと指摘している。
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