from 全米産業審議会
非農業部門雇用者数、今月も大幅増加
3月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が30万3,000人増と大幅に増加し、労働市場が引き続き好調であることを明らかにした。雇用者数増加の大部分は、レジャー・接客業、ヘルスケア、政府機関など、労働力不足に陥っている部門であった。しかし、建設業や小売業でも大幅増となった。
平均時給は前年比4.1％と高水準を維持し、賃金の粘りを示した。製造業と建設業を中心とする財部門の賃金は引き続き上昇した。一方、失業率は3.8%まで低下し、労働力率の回復に貢献した。
全体として、このデータは、特定のセクターで賃金上昇圧力が続く力強い労働市場を示唆している。市場は、FRBが今年の利上げを長期化させると予想しているのかもしれない。
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