from YUTAの米国株ブログ
アメリカのGDPの大部分は個人消費によって支えられています。そのため、消費の伸びがアメリカ経済の成長に大きく影響します。最近の小売売上高の発表では、モノの消費を反映した数字が伸び悩んでいることが分かりました。2月の小売売上高は予想を下回る伸びとなり、前年比成長率も低調です。
ただし、小売売上高にはサービス消費が含まれていないため、全体の個人消費がどうなっているかはまだ明確ではありません。一方で、モノの消費が低迷していることは確かであり、特にインフレを考慮した実質の小売売上高はマイナス成長となっています。
このような数字から、アメリカの景気後退を警戒する声もある一方で、サービス消費がまだ堅調であることから、景気後退の可能性については意見が分かれています。
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