from YUTAの米国株ブログ
1月のアメリカ企業の景況感について、ISM製造業指数とISM非製造業指数の2つが発表されました。ISMの発表結果は予想を上回り、景気が良いことが示されました。製造業とサービス業の景況感指数はともに予想を上回り、特に新規受注が伸びていることがわかりました。ただし、支払い価格指数は上昇傾向があり、インフレ圧力が強まっていることが懸念されています。
1-3月期もアメリカの景気後退はなさそうですが、経済が強く見えるデータが多いため、利下げのタイミングが遅れる可能性もあります。アメリカの製造業は低迷が続いていましたが、景気後退を回避できているのはサービス業の景気拡大が続いているためです。アメリカ経済はまだ強いですが、景気後退の可能性もあるため、警戒が必要です。
各連銀の製造業指数は不調でしたが、全体的には雇用なども含めて好調な動きが見られます。傾向を見極めるためには1ヶ月だけでなく、長期的なデータを見る必要があります。
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