from Mercury’s
2023年5月の米国雇用統計によると、非農業部門の雇用者数は予想を上回る339,000人増加しましたが、失業率は前回から0.3ポイント増加して3.7％となりました。しかし、これは昨年にも同じ水準に達していたため、景気後退に向かっていると判断するのはまだ尚早です。
しかし、今後失業率が4％に向かって上昇を続ける場合は、景気後退が強く意識されるでしょう。また、賃金インフレは4％台で下げ渋りを示しており、スタグフレーション的な状況が強まっているように見えます。
全体的には、高金利の維持が必要であることが再認識された雇用統計であり、今後景気後退と高金利の維持が同時に襲ってくる可能性があるため、銅や住宅市場、AI関連銘柄などに投資することが提案されています。
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