イエメンのコレラ流行の原因は抗生物質の耐性遺伝子(NatureAsia)

from NatureAsia

イエメンで起きているコレラの大流行は、2018年ごろに抗生物質の治療方法が変わった後、複数の抗生物質に対する耐性をもつ遺伝子が出現したことが原因であるという論文が発表された。この研究結果は、病原体のゲノムを追跡することが、多剤耐性菌株の出現を監視する上で重要であることを明確に示している。

イエメンでのコレラの流行は、近代では最大規模であり、2018年以降、コレラ菌の間で抗生物質耐性が広がっている。細菌の薬剤耐性は、自然突然変異や遺伝子の獲得によって生じ、広まると考えられている。この研究では、イエメンで2018年から2019年にかけて採取されたコレラ菌のゲノムを解析し、新しいプラスミド(小型の環状DNA分子)が存在することがわかった。このプラスミドには、マクロライド系抗生物質に対する耐性をもたらす遺伝子がコードされていた。このプラスミドは、2019年までに広がり、調査されたすべてのコレラ菌に見つかった。これは、マクロライド系抗生物質が重症のコレラ患者、特に妊婦や小児の治療に使用されていたことと一致している。

また、この多剤耐性プラスミドは、エンデミックのコレラ菌株にも見られたため、エピデミックとエンデミックの間でプラスミドと抗生物質耐性が交換された可能性があると示唆されている。研究者は、マクロライドの使用と遺伝子交換がイエメンのコレラ菌株の多剤耐性を広めたと結論付けており、このような多剤耐性病原体の出現は、イエメンのコレラ流行のゲノムサーベイランスの重要性を示している。


*Disclamer:本キュレーションはNatureAsiaからピックおよび自動生成されました。正確な内容や詳細を知りたい方はリンク先の元コンテンツをご覧ください。

+ キュレーション元の記事を読む