NMDARの神経ステロイドによるコンダクタンス制御のメカニズム(AASJ)

from AASJ

神経伝達に関わるイオンチャンネルは、神経活動を調節するために伝達因子によってコンダクタンスを変化させることができることが知られています。特に、NMDARと呼ばれる神経受容体は、神経ステロイドと結合することでコンダクタンスを変化させることが分かっています。

米国コールドスプリングハーバー研究所からの研究では、NMDARの神経ステロイドによるコンダクタンス制御のメカニズムをクライオ電顕を用いて解明しました。研究では、神経ステロイドの一種である硫酸プレグネノロンや24S-ヒドロコルチゾンなどがNMDARに結合すると、イオンの流入が増加し、神経活動が促進されます。

また、各ステロイドの結合がチャンネル孔の大きさを変化させることが明らかにされました。特に、24SHCが結合すると最も大きな穴が形成され、EU1622が結合すると中程度の穴が形成されます。これにより、神経ステロイドによるNMDARの興奮特性の変化が構造的に基盤があることが示唆されました。

今後は、この研究結果を元にして、NMDARの興奮特性を変化させるための薬剤開発が進められることが期待されます。また、ペプチドを設計してチャンネルを変化させる研究も進んでおり、神経伝達における重要な発見となりそうです。


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