from FinancialPointer
ブリッジウォーター・アソシエイツの創業者であるレイ・ダリオ氏が、珍しく投資に焦点を当てたメッセージを発信しています。彼は、国家が巨額の債務を抱えると、政府は金利を下げて通貨を減価させることを望む傾向があると指摘しています。ダリオ氏は、投資家がこの状況にどう対処すべきかをSNSで公開しており、数年来米国の財政悪化や対立の脅威を警告し続けています。
最近の投稿では、彼の考え方が少し変わり、債務危機や通貨危機が避けられないと考え、市民に身を守る方法を提案しています。彼は、金融抑圧や通貨安誘導によって債務を減らすことは痛みを伴うと警告し、政府が財政再建に取り組まなければ逆に債務が増えるだけだと指摘しています。
また、通貨安は隠れた債務返済法であり、インフレや通貨安は市民の購買力を奪う可能性があると述べています。彼は、自国通貨の価値を疑うよう呼びかけており、国債を外国に押し付けることができる米国などは有利であり、自国で債務を抱える国は市民が損をすると警告しています。
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