from ScienceDaily
NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡を利用する天文学者たちは、JADES-GS-z14-0と名付けられた、原始時代としては予想外に明るく、化学的に複雑な銀河の画期的な発見に成功した。この発見は『ネイチャー・アストロノミー』誌に掲載され、宇宙最古の章に光を当てるものである。
この銀河の記録的な距離と予想外の明るさは、当初2024年に観測されたものだが、今回の新たな研究は、その化学組成と進化の状態をより深く掘り下げるものだ。銀河の中にかなりの量の酸素が発見されたことは、星形成がこれまで考えられていたよりもさらに早く始まったことを示唆しており、ビッグバン後に最初の銀河が形成された時期のタイムラインを後退させることになる。
この観測は、宇宙の進化と生命に必要な複雑な化学物質の形成に関する重要な洞察を与えてくれる。
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