from ScienceDaily
アリゾナ大学の研究者が率いる新たな研究により、アメリカ大陸の先住民族が犬やオオカミと親密な関係を築き始めたのは、1万2千年も前のことであることが明らかになった。Science Advancesに掲載されたこの研究は、アラスカの考古学的遺跡に基づいている。
アラスカのスワン・ポイントで1万2千年前にさかのぼるイヌの成獣の脛骨が発見されたことは、初期の人間とイヌの交流を示唆している。また、骨の化学分析から、イヌの食事にはサケが含まれており、人間に依存していたことが示された。
この研究は、アメリカ大陸におけるヒトとイヌの関係の歴史に光を当てるものである。
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