from ScienceDaily
ESAの衛星インテグラルが最近、近くの銀河から珍しい興味深い信号を検出した。わずか10分の1秒という短いエネルギーのガンマ線のバーストは、1200万光年先にある銀河M82にすぐに突き止められた。
ESAのXMMニュートン宇宙望遠鏡と地上の光学望遠鏡を使った最初の観測では、X線や可視光での追加のシグナルは発見されず、原因として中性子星の衝突は除外された。その代わりに、このシグナルはマグネター（極めて強い磁場を持つ中性子星の一種）に由来するという説明が最も有力である。
この発見は、我々の天の川銀河以外でマグネターのフレアが初めて確認されたことを意味し、この謎めいた宇宙天体に光を当てるものである。
マグネターの性質やフレアの発生頻度をさらに解明するため、他の星形成領域におけるさらなるマグネターの探索が続けられる。
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