from FinancialPointer
ラグラム・ラジャン教授は、インドの経済政策についてコメントしており、その内容は他の国にも当てはまる可能性があると指摘しています。彼は、インド政府が誇大広告に満ちた成長政策を実施していると批判しました。最近のIMFの報告では、インドは世界第5位の名目GDPを持っており、日本に迫る勢いですが、実態は期待ほどではないと警告しています。
名目GDPが国民の豊かさを示すわけではないため、労働力の増加だけでなく、質の向上も必要だと述べています。特に教育水準の低いインドでは、人的資本の不足が深刻な問題となっており、政府は高等教育よりも人材育成に予算を割くべきだと主張しています。
ラジャン教授は、長期的な視点で経済成長を実現するためには、人的資本の積み上げが不可欠であると警告しています。
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