from YUTAの米国株ブログ
今晩にもアメリカの2月のインフレ率が発表されます。今回の結果は未知数ですが、物価に関心が高まっている今、1〜2年後の見通しについて考えたいと思います。
過去のデータを見ると、1970年代から1980年代のような高いインフレが何度も繰り返される可能性は低いと予想されます。1970年代から1980年代のアメリカでは、原油価格の上昇だけでなく、高い賃金の伸びがインフレを引き起こしましたが、2024年のアメリカでは賃金の伸びが抑えられているため、インフレ再燃のリスクは低いとされています。
もしインフレが再燃しない場合、投資には影響が出る可能性があります。景気後退時には、石油や金属などの鉱業株を買う必要があるかもしれませんが、インフレ再燃がない場合は、小型成長株や地銀株を購入する方が良いかもしれません。
景気後退後には、アメリカ政府が大規模な給付金を配る可能性も考慮すべきです。その場合、インフレが再燃するシナリオになるため、投資戦略も変わることが予想されます。
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