ラクターゼ欠失成人の牛乳摂取量増加が2型糖尿病リスク低下と関連(NatureAsia)

from NatureAsia

「Nature Metabolism」に掲載された論文によれば、ラクターゼ活性非持続性の成人(ラクターゼ(乳糖分解酵素)を作らない人)において、牛乳の摂取量の増加は2型糖尿病(T2D)のリスク低下と関連していることが示されました。ラクターゼが欠失している人に限られた研究ですが、牛乳の摂取量増加が特定の腸内細菌と血中代謝物のレベルを変化させ、これがT2Dのリスク低下につながることがわかりました。

ラクターゼ遺伝子の一塩基多型(SNP)であるrs4988235の遺伝子型は、成人になってもラクターゼの発現が持続するかどうかを決定しています。ラクターゼ活性持続性(遺伝子型AA/AG)の人は、成人になっても乳糖を含む乳製品を消化しやすい一方、ラクターゼ活性非持続性(GG)の人はラクターゼが欠失し、乳糖不耐症になることが多いです。この研究では、ヒスパニック系地域健康研究/ラテン系研究(HCHS/SOL)の参加者について、遺伝子型、腸内細菌、血中代謝物のレベルを解析しました。牛乳の摂取量が1杯増えると、ラクターゼ活性非持続性の人に限り、T2Dの発症リスクが約30%低下したことがわかりました。また、英国バイオバンクの調査でも同様の結果が確認されました。

ヒスパニック系とラテン系の参加者では、ラクターゼ活性非持続性の人では、牛乳の摂取量が腸内細菌種の存在量の明確な変化に関連していることがわかりました。ビフィズス菌の増加はT2Dリスクの低下と相関していました。また、牛乳の摂取量は、ラクターゼ活性非持続性の人の血中代謝物の特異的な変化とも関連していました。これらの結果は、牛乳の摂取量が腸内細菌の組成や血中代謝物のプロフィールに影響を与える可能性があり、ラクターゼの欠失した人のT2Dを予防するのに牛乳摂取が役立つことを示唆しています。


*Disclamer:本キュレーションはNatureAsiaからピックおよび自動生成されました。正確な内容や詳細を知りたい方はリンク先の元コンテンツをご覧ください。

+ キュレーション元の記事を読む