from AASJ
ハーバード大学の研究チームが、40種類の哺乳動物を対象に、種レベルの寿命と個体レベルの老化の関係を網羅的に調べた論文が、6月1日にCellにオンライン掲載された。臓器を問わず、DNA損傷や代謝に関わる遺伝子が集まることで、種の寿命が延びていることが分かった。
また、老化に伴う遺伝子変化を調べた結果、臓器や種を問わず老化に伴う変化が存在し、免疫反応や炎症に関わる分子、及びエネルギー代謝に関わる遺伝子がリストされた。しかし、寿命を延ばすための介入により変化させることが可能な老化遺伝子と、種の寿命を決める遺伝子発現とはほとんど相関がないことがわかった。
最後に、mTORに対する新しい阻害剤を老化が始まったマウスに投与し、余命を3割ほど伸ばすことに成功した。
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