AlphaFoldによる蛋白質構造の解析が新たな世界を示す(AASJ)

from AASJ

ChatGPTが公開される前から、生命科学への導入が進められていた生成AIモデルの一つがTransformer/attentionと呼ばれるものでした。その中でもGoogleの研究室が発表したAlphaFoldは大きな成果を上げ、これまでの物理化学に基づく構造予測をほぼ過去のものにしました。現在、AlphaFoldデータベースでは2億種類の蛋白質構造が見られるようになっており、実際の構造を見たこともない蛋白質の構造が提供されています。

9月13日には、AlphaFoldから見える新しい世界を解析する2つの論文がNatureに発表されました。今回紹介する論文は、韓国ソウル国立大学とスイスチューリッヒ工科大学からのもので、2億種類の蛋白質構造を解析するアプリケーションの開発と、新たに見える世界を示す研究です。このアプリケーションにより、蛋白質の構造や機能を解析することが可能となり、多くの新たな発見が行われています。

例えば、これまでアノテーションがされていなかった蛋白質の機能が予測できるようになりました。また、古い構造や共通の構造が見つかり、進化や免疫に関する研究にも新たな知見が得られています。このように、AlphaFoldの解析により、蛋白質の構造や機能に関する新たな視点が得られています。


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