妊娠期から授乳期にかけての好酸球の働き(AASJ)

from AASJ

妊娠期から授乳期にかけて、小腸上部で好酸球が増加し、腸管の粘液分泌を増加させることが母親を感染から守る働きをすることが、プリンストン大学の研究で明らかになりました。

妊娠後12日目や授乳開始後12日目の調査では、好酸球の集積が他の白血球よりも増加していることが発見されました。この好酸球の集積が、ゴブレット細胞の増加を誘導し、粘液産生を増やすことで腸内の病原菌の増殖を抑える効果があることが示されました。

さらに、好酸球の移動を抑制する実験では、好酸球の集積がなくなるとゴブレット細胞の増加も止まることが確認されました。この研究は、妊娠中に起こる好酸球の集積が母親の感染から守る働きを持つことを示しており、将来的には腸内感染の頻度についての調査が行われる可能性があります。


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