from AASJ
TDP-43は、ALSやアルツハイマー病などの神経変性疾患に関連しており、RNAスプライシングや安定化に関わるタンパク質であり、核内に存在しています。このTDP-43がプリオン様の構造を持っており、神経軸索などで凝集し、神経変性を引き起こす可能性があります。
そこで、Pennsylvania大学の研究チームは、TDP-43mRNAの一部であるClip34が凝集を防ぐことを発見し、ALS治療の可能性を示す研究を行いました。彼らはClip34とTDP-43の相互作用を詳しく調査し、Clip34がTDP-43の凝集を抑制することを確認しました。さらに、異なるRNAシャペロンであるMalat1-startを開発し、凝集を抑制することに成功しました。
実験では、このRNAシャペロンが神経変性を緩和することが示されました。今後は、さらに様々なALSモデルでの研究が進められ、RNAデリバリーの方法の発展に期待が寄せられています。
RNAシャペロンは、凝集した分子を可溶にする力を持つことが示され、ALS治療法として有望な可能性があるとされています。
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