マウスを使用したTMS治療の研究で、神経学的メカニズムを解明(AASJ)

from AASJ

このブログでは、経頭蓋磁気刺激(TMS)を使用したうつ病治療について何度か紹介してきました。しかし、マウスを使用して効果の神経学的、細胞学的メカニズムを探る際には、局所刺激を行うことが難しいとされてきました。

しかし、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究では、2mm以下の精度で局所刺激が可能なコイルを開発し、うつ病モデルのマウスをTMSで治療するモデル実験系を作成しました。この研究では、副腎皮質ホルモン投与をストレスと組み合わせたうつ病モデルを用いて、TMS照射を行いました。

その結果、うつと正常の差がはっきりし、TMSの効果も明確になりました。さらに、マウスの神経活動や細胞学的構造の変化を調査し、うつ状態の改善には特定の神経活動の回復が重要であることを発見しました。

この研究は、TMSの照射実験が実験マウスで可能になったことを示し、今後の研究に期待が持てる成果と言えます。


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