from AASJ
ワシントン大学からの論文では、脳に存在するマスト細胞が脳脊髄液の流れを調節し、硬膜へと続く流れをネガティブに影響することが示されました。特に、マスト細胞が頭蓋骨髄からのカナル構造を介してCSFを硬膜へ流す流路に関与していることが明らかになりました。マスト細胞はMrgprb2というタンパク質に作用する化合物を用いて活性化し、その結果CSFの流れが抑制されることが実験的に確認されました。
また、マスト細胞由来のヒスタミンもCSFの流れを抑制することが示されました。これにより、マスト細胞の活性化はCSFの流れを制御し、脳を保護するポジティブな役割を果たしている可能性が示唆されました。
前日の研究では、マスト細胞の活性化が神経壊死を引き起こす可能性が指摘されていましたが、今回の研究ではマスト細胞が感染から脳を守る役割を果たしていることが示されました。これらの研究から、マスト細胞の複雑な機能や謎について今後の研究が期待されます。
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