モルガン・スタンレー資産運用部門のリサ・シャレット氏、米国株市場には上昇余地あるが慎重な見通しを示す（FinancialPointer）

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モルガン・スタンレー資産運用部門のリサ・シャレット氏は、米国株市場にはまだ上昇の余地があると認めつつも、慎重な見通しを述べています。米国経済の強さにより景気後退の確率が低くなっており、S&P 500には5-10%の上昇余地があるとしています。また、法人減税や低エネルギー価格、ドル安などが企業にとって追い風になる可能性もあると述べています。

しかし、株式のバリュエーションが高すぎることや異なる資産クラスとの乖離を考慮すると、新たな上昇には慎重であるとしています。先月のS&P 500の上昇にもかかわらず、市場には不確実性が残っており、特に長期金利の上昇を無視している点に危機感を示しています。

そのため、シャレット氏は慎重な投資を推奨しており、具体的な投資方針については述べていません。

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