from NatureAsia
地中海中央部を横断する移民を乗せた船舶の捜索救助活動は、2011年から2020年までの期間において移民の地中海横断の回数に影響を与えなかったことが示唆された。これにより、捜索救助活動が行われるために移民が横断を試みる回数が増え、移民の死亡リスクが高まるという従来の学説と矛盾している可能性が示された。
ただし、紛争の強度、物価、自然災害、気象条件、為替レート、航空交通流、国家主導と民間主導の捜索救助活動の回数などの要因は、移民の横断を促進する可能性があることも示された。一方、リビア沿岸警備隊の介入が増えたことで、地中海中央部を横断しようとした船舶を拿捕し、リビアへ送還することで移民の横断の試みが減少した可能性もある。
しかし、リビアの拘留施設における人権状況の悪化にも言及されており、移民の状況は依然として懸念される。この研究結果から、地中海中央部の移住を促進する主な要因は捜索救助活動ではなく、紛争や経済・環境状況などである可能性が示唆された。
今後の研究では、捜索救助活動が非正規移住に与える影響を調査する必要があると指摘されている。
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