若い恒星をトランジットする巨大惑星が発見される(NatureAsia)

from NatureAsia

若い恒星をトランジット(通過)する巨大惑星が発見され、その論文がNatureに掲載された。これは最も若いトランジット惑星の発見であり、これまでの研究では1,000万年から4,000万年前の恒星周りに十数個のトランジット惑星が発見されていたが、より若いものは見つかっていなかった。

研究者はNASAのTESS衛星のデータを分析し、地球に比較的近い(160パーセク)若い恒星であるIRAS 04125+2902を観測した。この恒星の外側にある原始惑星系円盤は、ずれた位置にあり、横向きではなくほぼ正面を向いている。これは、スーパーアースやサブネプチューンの先駆けとなる惑星の可能性を示唆している。

この星系は惑星形成の初期段階を研究するための貴重なターゲットである可能性があり、研究者らはその可能性を示唆している。


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