from FinancialPointer
GMO創業者でバブルの研究家でも知られるジェレミー・グランサム氏が、クォリティ株の本質について語っています。彼は、高いPERが将来の輝かしい成長を反映しているとされる一方で、市場の予見力が完全に間違っていることに疑問を投げかけています。グランサム氏は、高いEPSと高いPERが調整に向かうことを指摘し、「ダブル・ジョパディー」と呼んでいます。
彼は、2021-22年のバブルが2023年に破裂すると見ていましたが、新たなAIブームがこれを阻止し、バブルが膨らみ続けていると考えています。彼はクォリティ株を推奨しており、その本質は独占にあると説明しています。競争的な社会で高いリターンを得るためには、独占的な地位を確立する必要があるとしています。
しかしながら、これらの株式の選別には不確実性が増しており、将来に大きな問題を引き起こす可能性があると指摘しています。彼は、政府が巨大企業の支配を許すべきか、それとも解体や利益率の削減などの手段を取るべきかについて検討すべきだと述べています。
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