from ScienceDaily
最近の研究で、グリフロジンとしても知られるナトリウムグルコース共輸送体2（SGLT2）阻害薬が、2型糖尿病患者の認知症やパーキンソン病をある程度予防する可能性があることが明らかになった。韓国で実施されたこの研究では、2014年から2019年の間に糖尿病治療を開始した参加者を追跡調査した。
研究者らは、SGLT2阻害薬を服用している人は、アルツハイマー病とパーキンソン病の発症リスクが20％低下し、血管性認知症のリスクも30％低下することを発見した。この結果は、他の因子を調整しても一貫していた。
これらの所見を検証するためにはさらなる研究が必要であるが、この研究は神経変性疾患に対するSGLT2阻害薬の潜在的な有用性について有望な知見を提供するものである。
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