ラパ・ヌイの古代住民の衰退に関する研究(NatureAsia)

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ラパ・ヌイの古代住民の衰退は、自滅的な人口崩壊によるものではない可能性が高いとする研究が、Nature誌に掲載されました。17世紀に現地の資源を過剰に利用した結果、人口が崩壊したのか、また、ラパ・ヌイの住民とネイティブ・アメリカンとの間に太平洋を越えた交流があったのかが争点となっています。

研究者らは、現在のラパ・ヌイ族のコミュニティーと協力し、15人の古代住民のゲノムを調査しました。その結果、17世紀の崩壊に相当する遺伝的ボトルネックの証拠は見つからず、むしろ1860年代にペルー人による奴隷狩りで人口の3分の1が連れ去られるまで、島の人口は増加していたことが示唆されました。

さらに、古代の島民はネイティブ・アメリカンのDNAを持っていたことが明らかになり、これは1250年から1430年の間に起こった可能性が高いとされています。この研究は、ポリネシア人が太平洋を渡っていた可能性を示唆し、失われた先祖の遺骨を特定する手助けとなるかもしれません。


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